検査

各種検査のご案内

当院で可能な検査について

◇ 検体検査
尿・糞便等検査

血液学的検査
・血液形態・機能検査（ヘモグロビンA1c、末梢血液一般検査は数分で結果が出ます）
・出血・凝固検査（プロトロンビン時間は数分で結果が出ます）

生化学検査
・血液化学検査（血糖、心筋トロポニンTは数分で結果が出ます）
・内分泌学的検査
・腫瘍マーカー

免疫学的検査（感染症、肝炎 等）
・免疫血液学的検査（血液型 等）
・感染症免疫学的検査（ウイルス抗体、溶連菌、肺炎球菌抗原、アデノウイルス抗原 等。インフルエンザ抗原定性・COVID-19核酸増幅検査は数分で結果が出ます）
・肝炎ウイルス関連検査
・自己抗体検査
・血漿タンパク免疫学的検査（C反応性蛋白；CRP は数分で結果が出ます）

微生物学的検査
・細菌培養同定検査
・細菌薬剤感受性検査
・抗酸菌分離培養検査

◇ 生体検査
呼吸機能検査（スパイログラフィー、呼気ガス分析）
心電図
ホルター型心電図
サイクルエルゴメーターによる負荷心電図）
脈波図、心機図、ポリグラフ検査（四肢血圧 等）

◇ 超音波検査（エコー）
心臓超音波検査
頚動脈超音波
腹部超音波
甲状腺超音波
下肢血管超音波

◇ 骨塩定量検査（骨密度検査）

◇ 負荷試験
糖負荷試験

◇ レントゲン
電子画像管理を行っています

◇ 監視装置による諸検査
24時間自由行動下血圧測定
終夜経皮的動脈血酸素飽和度測定

◇ 終夜睡眠ポリグラフィー

超音波検査

超音波装置を体の表面にあてて内臓や血管などの検査を行います。
プローベという小さな医療機器が体に当てられる不快感はありますが、体にはほとんど負担のない検査です。検査時間は部位や検査内容によっても異なりますが、およそ20-30分程度です。
【腹部超音波検査】
肝臓、胆のう、胆管、膵臓、腎臓などを主に観察します。超音波を用いて、腹部の臓器（肝臓、胆のう、膵臓、腎臓など）や血管に異常がないかどうか調べるのが腹部超音波検査です。この検査では臓器の様子や位置・動きなどがリアルタイムで観察でき、腫瘍、ポリープ、結石、炎症などの異常が発見できます。腫瘍については、その大きさだけでなく、深達度（どのくらい深いところまで達しているか）なども調べられます。なお、同検査はX線を用いないため放射線被爆の心配が無く、検査を受ける人の苦痛も伴わず安全です。そのため、産婦人科では胎児の診察にも用いられています。

【頸部超音波検査】
左右の頸動脈、甲状腺を主に観察します。超音波を用いて、頚動脈という首の中にある左右の血管の状態や、のどぼとけ付近にあり、ホルモンをつくる臓器として知られる甲状腺などに異常がないかを調べる検査が頸部超音波検査です。検査では、首の中の血管や甲状腺の様子がリアルタイムで観察でき、頸動脈では、動脈硬化の有無や血管の詰まり具合、プラーク（隆起性病変）の大きさや形状、硬さなどの状態を調べます。甲状腺に関しては内部の様子をはじめ、形や大きさに異常がないかを調べます。これにより、脳梗塞や心筋梗塞、大動脈解離、さらに甲状腺腫など甲状腺関連の発症のリスクを推測することができます。

超音波検査のみで診断結果を判断できない場合は、他の検査などでさらに詳しくお調べしてから、結果を詳細にご説明いたします。

終夜睡眠時ポリグラフィー検査
（睡眠時無呼吸症候群の検査）

終夜睡眠ポリグラフィー検査とは、睡眠の質や呼吸状態など、睡眠中に起こることを全体的に見る検査です。
当院では主に睡眠時無呼吸症候群（SAS)の検査として行っています。スクリーニング検査で異常がある場合、脳波や呼吸の状態等を更に詳しく調べる精密検査を行います。この検査では、睡眠の深さや種類、無呼吸の回数やその長さ、種類、また不整脈、いびき、寝ている時の状態など睡眠中に起こるさまざまな状態を記録・解析します。

・日中の眠気がひどく、本を読んだりテレビを見ているといつの間にか眠ってしまう
・いびきがひどく一緒に寝ている人に嫌がられる
・寝ている間に息が止まると指摘された
・夜間頻尿
・コントロール不良の高血圧　など
このような方は、睡眠時無呼吸症候群かもしれませんので、当院にて是非一度ご相談ください。

当院では検査結果をわかりやすく丁寧にご説明させていただくことを心がけていますので、検査に関してわからないことや気になることがあれば、お気軽にご相談ください。