Lifestyle disease

糖尿病・生活習慣病

糖尿病・生活習慣病の診療案内

生活習慣病は生活習慣(食生活、運動、飲酒、喫煙など)の見直しが大切です。当院では医学的な根拠に基づいて生活習慣の指導をいたします。また、重篤な糖尿病など、教育入院が望ましい場合には、適切な医療機関をご紹介し紹介病院と十分な連携を取りながら治療をすすめていきます。

糖尿病・生活習慣病の診療案内

生活習慣病の病名・疾患

・糖尿病
・肥満症
・脳卒中
・心臓病
・高脂血症(脂質異常症)
・高血圧症
・動脈硬化症
・痛風(高尿酸血症)など

糖尿病

糖尿病を放置しておくと、網膜症、腎症、神経障害などの合併症の他、脳梗塞や心筋梗塞等の大血管疾患の危険性が高まります。食事療法や運動療法、薬物療法などをきちんと行い、血糖値をうまくコントロールして合併症を防ぐことが重要です。

【糖尿病の検査】
糖尿病は慢性疾患ですが、進行性であるため定期的な病態評価(検査)が望ましいです。基本的に無症状のことが多いので、刻々と変化していく病態に合わせて治療を変更・調節するためには検査は大変重要な事です。定期的な検査を行い、血糖コントロールの状態を確認し、日常生活に支障を来す様な合併症を予防していきましょう。

糖尿病とは

糖尿病とは高い血糖値(高血糖)が続くことで、 さまざまな臓器に合併症を起こす病気です。
インスリンが不足したり、効きにくくなったりして血糖値が高い状態が続きます。

糖尿病とは

糖尿病と合併症

■ 糖尿病の合併症

糖尿病の合併症

■ 血糖コントロールと合併症
HbA1cが7.0%を超えると眼や腎臓の合併症につながります。

血糖コントロールと合併症

血糖管理の指標

HbA1cは、血糖コントロールの状態を知るもっとも大切な指標で、過去1~2ヵ月の平均血糖値を反映しています。
一定期間の平均血糖値が高いと、HbA1cや、グリコアルブミンが増えます。

血糖管理の指標

■ HbA1c:ヘモグロビンエーワンシー

HbA1c:ヘモグロビンエーワンシー

■ グリコアルブミン(GA)

HbA1c:ヘモグロビンエーワンシー

■ 合併症を予防するための目標
HbA1c7%未満
この値を目安として患者さんひとりひとりの状態に合わせたHbA1cの目標値を決めて治療を行っていきます。

脂質異常症・動脈硬化症

■ 健康診断で異常を言われたら?
まずLDLコレステロールが高いかどうかを確かめます。
LDLコレステロールが高ければ、正常な人よりも動脈硬化性疾患のリスクが高いことになります。ただし、リスク因子はLDLコレステロールだけではないため、個々のリスクは併存疾患や年齢、喫煙の有無などを総合して判断します。

リスクが高い人では、LDLコレステロールをより低い目標値にコントロールすることで、動脈硬化性疾患の発症予防につながることが明らかになっています。既に狭心症や心筋梗塞をもっている人は特に高リスクであり、糖尿病や高血圧、慢性腎臓病などの疾患や、喫煙もリスクを高めます。こうした人ではLDLコレステロールを特に低く保つ必要があります。

脂質異常症の診断基準

■ 日本動脈硬化学会は『The Japan Diet』を推奨しています。
動脈硬化予防のための健康的な食様式のことで、次のような食べ方です。

-その1-
肉の脂身、動物脂、鶏卵、清涼飲料や、菓子などの砂糖や果糖を含む加工食品、アルコール飲料を控える
-その2-
魚、大豆・大豆製品、緑黄色野菜を含めた野菜、海藻・きのこ・こんにゃくを積極的にとる
-その3-
精製した穀類を減らして未精製穀類や雑穀・麦を増やす
-その4-
甘味の少ない果物と乳製品を適度にとる
-その5-
減塩して薄味にする

■ 動脈硬化にならないために
1. 禁煙
2. 食事療法
・体重を適正に保ちます。
・エネルギー配分は、以下のような比率がよいとされています。
▷脂質:20~25%、飽和脂肪酸4.5~7%、炭水化物:50~60%

・以下の食品の食べ方に注意しましょう。
▷動物脂(ラード、バターなど)や、脂身の多い肉(ばら肉・ひき肉)を減らしましょう
▷乳・乳製品は脂肪の少ないものを選びましょう
▷コレステロール摂取量を200mg/日未満とし、工業由来のトランス脂肪酸を避けます
▷魚を食べ、魚由来のn-3系多価不飽和脂肪酸(EPA,DHA)をとりましょう
▷食物繊維の摂取を増やしましょう
▷食塩は1日6g未満を目標に減塩しましょう
▷アルコールは1日25g(ビール350mL1缶/日本酒1合)以下にしましょう
▷精製度の低い穀類や雑穀を選びましょう
▷大豆・大豆製品を食べましょう
▷野菜(緑黄色野菜・その他の野菜)・海藻・きのこ・こんにゃくを食べましょう
▷果物(糖質含有量の少ないもの)を適度にとりましょう
▷菓子類、果糖・転化糖を含む清涼飲料を控えましょう

3. 運動療法
運動には有酸素運動(歩行や速歩など)とレジスタンス運動(自分の体重を利用したスクワットやダンベルなど)がありますが、両者を併用することが重要です。

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【診療科目】内科 循環器内科 糖尿病内科

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